【腰痛予防】おじさん世代:椅子で腰をラクに!時間とお金を有効に!

腰の痛い男性 腰痛予防

腰痛予防についてです

私は50代のおじさんです
デスクワークの業務で腰痛持ちです
作業療法士という職業柄
自分の腰痛で病院へ行こうとは
思っていません。。。
なぜなら原因不明だからです

仕事終わりはストレスからの解放なので
ジムよりビールという怠け者です
でも50歳代ってそんなもんじゃありませんか?
しかし、腰痛はいかんともし難い問題です

この記事の結論です
腰痛予防として日常生活見直し予防法!
ご提案します!
本ブログでは
仕事の時間を見直し!姿勢!椅子!を
変えることで腰痛予防になることを
お伝えしたいと思っています

日常生活見直し予防法とは・・・・
椅子、寝具、サプリなどアイテムを駆使し
時間と労力をカットする腰痛予防法です
特に椅子に注目にします!
自己紹介
私立大学教授
作業療法士 28年
オフィスチェア開発/監修
車いす開発
車いす関係特許所有
この記事を読んでいただくと
腰痛の厄介さ
椅子のできること
病院・ジムなどのお金・時間コスト
を把握し、日常生活見直し予防法が有効
であることを理解していただけます
椅子による腰痛予防法を確認出来ます!
宜しくお願いいたします
目次をご覧になって皆さんの興味に
合わせてください
本文の前にお願いがあります
私は
リハビリテーション専門職の作業療法士です
腰痛のことをご理解した上で
本論に進んでください

腰痛への注意
医療専門職として注意喚起になります
腰痛には
原因がはっきりしないもの85%
原因がはっきりするものが15%!
その15%は以下になります

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎変性すべり症
  • 腰椎分離症・分離すべり症
  • 側弯症
  • 脊髄腫瘍
  • 転移性脊椎腫瘍

症状が強く我慢が出来ないときは
病院受診を強くお勧めします!
これら疾患の可能性があります!

腰痛と日本人

腰痛に悩まされている方は
すでにご承知かとは思いますが
作業療法士として一通り触れてから
本題に入りたいと思います

必要のない方は飛ばしてください

日本人の国民病

国で実施している国民生活基礎調査によると
国民の4人に1人が腰痛を訴えているという
調査結果があります!

国民有訴率上位5位

出典:2019年公民生活基礎調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/14.pdf

腰痛の訴えは男性1位、女性2位!
この4人に1人という状況を考えると
特定の職種ではなく様々な仕事で
腰痛に悩まされていることがわかります

また令和元年度に発生した
労働災害の62%が腰痛が原因になっています
参考:令和元年度業務上疾病発生状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000807714.pdf

30代からも腰痛を訴えている人もいますので
一概に加齢だけが原因とは言い切れないのが
実情です

腰痛の診断状況

腰痛の問題点は数だけではありません
次のようなデータも出ています

出典:厚生労働省 腰痛対策
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d_0001.pdf

これは先にも触れましたが
腰痛は原因の85%は原因が特定できない
非特異的腰痛と言われています

非特異的腰痛には心理社会的ストレス
原因の一つと言われています

したがって、
病院に行っても具体的な治療法が無い!
という事も。。。
湿布もらって終わりというパターンです
湿布は鎮痛効果大ですから。。。

作業療法士としての腰痛

私は作業療法士なので病院では
腰痛のリハビリテーションとして
医師から処方箋が回ってきます

患者さんからお金をいただくので
効果のあるものを実施します

運動療法:筋力訓練、ストレッチ等
物理療法:牽引療法、超音波療法、
電気刺激、温熱治療、コルセット

以上が代表的な介入方法になります
日本整形外科学会、日本腰痛学会監修の
腰痛診療ガイドライン2019によると
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001110/4/Low_back_pain.pdf

運動療法は行うことを強くすすめる
*慢性腰痛に対してとなっています
いわゆるギックリ腰は違います

しかし
物理療法は明確な推奨が出来ない
もしくは行う事を弱く推奨する
なっています

したがって明確に効果があるとされる
運動療法を行うことが多いです
ストレッチと体幹筋トレになります

自主トレとして腰痛体操もありますが
やってくれる患者さんは
ほとんどいません

腰痛体操はこちら
参考:日本理学療法士協会 理学療法ハンドブック
https://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/aboutpt/handbook03_whole.pdf

やりませんよね・・・と思います
なので効果も今一つとなり
通院期間が延長します

全く別な問題ですが
病院リハビリテーションは
診療時間に限りがあります
したがって、夜間診療をしている
病院を選ぶ必要があります

この辺りも病院を使えないという
現状があると思います

腰痛予防法

腰痛の予防策として
今回は積極的予防法と日常生活見直し法を
ご提案します

現在私は
日常生活見直し法を!と考えています
その理由は後ほど。。。

本当に腰痛に困っている場合は
2つを掛け合わせることを
ご提案します

積極的予防法:ランニングコスト型

病院や治療院、ジム等に通って
積極的に腰痛を予防していく方法です

これが出来る人はこの記事は必要ありません

筋トレ、ストレッチを中心に行います

こちらの特徴はランニングコストがかかります
通院費用、ジム費用と月単位での出費が
必ず発生する予防法です

自ら身体を動かす努力が必要です!
精神的な充実感は大きいです!

日常生活見直し予防法:一括投資型

オフィスとオフィスチェア

一方こちらは消極的な予防になります
日常生活の中で利用している

椅子、寝具などの見直し、
サプリメントも駆使します

努力をせずに予防していきます

椅子や寝具など、比較的大きな一括投資
必要ですが努力せずと時間を有効にという
予防法です

日常の中で確実に腰への負担を減らします
私は姿勢をオフィスチェアで改善しました
【腰痛予防】は姿勢が大事!でも無理です!重力には勝てません

おじさん世代のライフスタイル:時間と余裕がない。。。

おじさん世代は、
色んな事が出来なくなってきます

忙しい仕事!
ストレスの多い中間管理職!
若い時の体ではない!
無理がきかない!
となると時間もないのです!

若い時よりもあるのは
脂肪と少しばかりのお金。。。
ではないでしょうか?

しかも太っていれば
生活習慣病。。。などと揶揄され
精神的にも疲れませんか?

そんな疲れている日常で
腰痛があるから運動しましょう!
そんな余裕ありませんよ!

仕事が終ったら!ビールです!
それがおじさんです!

しかし現実的に腰痛は予防したい。。。
となると日常生活を見直すことから
始めた方が良いと思いませんか?

おじさん世代は
新たなことを始めるより、、、
気持ち的に手軽な日常の見直しを
お勧めします

日常生活見直し予防法のメリット:なぜ椅子?椅子に出来ること

日常生活見直し予防法を推奨しました!
私はその中でオフィスチェアの見直し
お勧めします!
その理由を次に示します!

なぜ椅子なのか?

端的に私がリハビリテーション専門職で
オフィスチェアの開発・監修に携わっている
というのが最も大きな理由です

腰と身体の重さ、そして時間の関係を考えると
オフィスチェア、椅子が腰痛に貢献できる
と思っています

腰は上半身の重さと戦っている!

身体各部でおおよその重さは決まっています

割合 体重(㎏)
70
頭部 8 5.6
胴体 46 32.2
上腕(左右) 8 5.6
前腕(左右) 6 4.2
手(左右) 2 1.4
大腿(左右) 14 9.8
下腿(左右) 12 8.4
足(左右) 4 2.8

この表は体重70kgの人を想定した
身体各部の重さです

腰に負担が無いのは腰より下の
大腿、下腿、足の合わせては21kgで
残りの49kgの重さは腰に掛かります

デスクワークという動きのない仕事!
49kgが常に腰にずっしりとかかってくる!

そりゃ、硬くなりますし、疲労もします

解剖としてみても腰は弱いんです

写真の骨標本を見てもらうと

胸は肋骨や胸骨、胸椎で出来ています
しかし、腰は腰椎だけなのです

実は腰は弱い作りなのです・・・
*ちなみに首も同じ弱い作りです、、、

重力負担と時間

この重いものを大きく姿勢を変えずに
支えている状況って大変だと思いませんか?

腕だとおもりが無くても
黙ってあげているだけで非常につらくなります

腰って耐えるんです!耐えられるんです!

また、ストレスを腰痛の原因です
オフィスチェアを快適なものにして
仕事環境を少しでも改善していく!

そして!ストレスを減らすことが
来れば腰痛に苦しむ人もさらに
減ると考えています!

椅子に出来ること

ずばり!

上半身の重さを背もたれに逃がす!

です!
長時間!断続的に腰にかかる重さを
背もたれに逃がして仕事をすることを
ご提案します!

これは特別な努力を必要としませんので
日常生活の中で継続できます

職場を見ていると
背もたれを使って仕事をしている人って
ものすごく少ないはずです

みんな前のめりでPCのタイピングしていませんか?
これでは腰を痛めます・・・

でも
「背もたれは休むときだけじゃないのか?」
と聞こえてきそうですが・・・

そうではありません!
人間工学の知識を使っている
オフィスチェアメーカーはあります!
ただし数は少ないです!
なので高価な椅子になっています

この重みを逃がす仕組みがある
おすすめ7選の記事がありますので
良かったら見てください
【腰痛予防】身体にやさしい厳選7選!価格別おすすめオフィスチェア

それぞれの椅子のレビュー記事も
揃えていきます!
高価な椅子なので、購入をためらう方も
多いと思います

いやいや信じられません!
10万近いお金をかけることはできない!
という方もいらっしゃると思います
そのような方にこちらの記事をお勧めします!

格安!おすすめ!1万円以内で腰痛予防できる唯一のオフィスチェア!

投資1万円以内でお試ししてみてください!
もしくはニトリで確認してもらえませんか?
上半身の重みを背もたれに逃がし
後傾姿勢で展示しているデスク上で
タイピングしてみてください!

そんなに違和感なく背もたれを使いながら
仕事することが出来ますよ!

次はコストを考えてみたいと思います

腰痛予防の積極的と生活見直しに必要なお金と時間のコスト比較

お金の比較

コストと考えるとまずお金ですよね

積極的予防法
病院とジムのパターンです

<病院の場合>
レントゲンの枚数や
MRI実施によって金額は変わります

おおよそですが
レントゲン2枚+診察 3割負担 約2000円
リハビリテーション
初回    40分 3割負担 約2000円
2回目以降 40分 3割負担 1250円

リハビリテーションは60分もありますので
そちらだと
初回 約3000円 2回目以降 約2000円

ですから週1回リハビリテーションに通うと
1250円×4=5000円

最低でも月5000円かかることになりますね

<ジムの場合>
こちらもジムによって金額が変化しますが
月額5000円から1万円以上となっていますね
お風呂などの施設設備利用もあるので
一概に高いとは言えませんね・・・

 

日常生活見直し予防法
9万円の椅子を購入します!

オフィスのセイルチェア
(ハーマンミラー社 セイルチェア)
購入に1年半の病院やジム費用が必要です

しかし
私のお薦めするこの椅子は12年間保証が
ついてきますので、
日常予防が12年間可能です!

あとは価値観の問題だと思います

セイルチェアについてはこちらから
確認してください
【腰痛予防】セイルチェアをレビュー!腰ではなく骨盤を支える構造!

時間の比較

積極的予防法では

仕事終わりに

  • 通う時間
  • 待つ時間
  • 実際に行う時間

これらが必要です

日常生活見直し予防法では

仕事中に予防していますので
仕事終わりは何もありません

怠け者と言わないでください
実際、仕事だけでも大変な
おじさん世代なんですから!

腰痛の原因が原因不明が多いことを確認しましょう

ここまでくると
怠け者と言われそうですが、、、

私が積極的な予防ではないものをおすすめする
要因の一つに

腰痛は原因がよくわからない

という事が大きな原因です
さらに
最近はストレスも原因の一つになっています
原因不明が多いので
整形外科的な積極的な治療となりません

そのような状況の中で
闇雲にリハビリテーション、
筋トレというよりも
確実に腰への負担を減らす方法として

オフィスチェアを見直してほしいのです
ストレスも要因であるならば、
これも重要な見方であると考えています

まとめ:日常生活見直し報の正当性

最期になります

この記事では
・腰痛について
・腰痛予防法として
・積極的
・日常生活見直し
・おじさんのライフスタイル
・椅子による腰痛予防
・積極的と日常生活見直しのコスト比較
を行ってきました

腰痛は原因不明が多いため
治療に通いことで満足してしまいます
終わりのない病院通いもしばしばです
そこには時間とお金も必要になります

それであるならば
確実に腰への負担を減らす方法を
ご提案した次第です

おじさん世代にとって
腰痛は難敵です
難敵だからこそ
気軽に構えていきませんか?
おじさんたちは必死になるより
少し余裕を持ちませんか?

もちろん自分にも言い聞かせています

このブログでは
オフィスチェアの有効性を
お知らせしていきたいと思います

是非、日常生活を見直し腰痛予防を
していきましょう!

top pageへ
https://jijideskwork.net/

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