オフィスチェアの座面は柔らかいだけはだめ!硬さが必要です

アーロンチェアの座面 オフィスチェア

皆さん
デスクワークをしていて

お尻!
痛くなりませんか?

椅子って座って
一番最初に痛みを感じるのは
お尻!だと思います

オフィスチェアメーカーは
いろいろ工夫しています
が!お尻って鈍いんです

違いがよくわからない。。。。
低反発素材
メッシュ素材
結局、多くの人は指で判断しています

でも長時間座るとクッション性能に
違いを感じることが出来ます

今回の記事!
痛くならない!オフィスチェアの座面
今回の結論! 座面のポイントは2つ!
1.柔らかすぎはだめ
2.実際に座って体を前後左右に動かす!
硬さが必要です!
自己紹介です

私立大学教授 作業療法士
車いす開発
オフィスチェア開発
高齢者支援
車いす関係特許所有

宜しくお願いいたしますm(__)m

この記事を見ていただくと
正直好みはあるのですが
オフィスチェアを購入する際の
座面選びのポイントを
得ることが出来ます

椅子は安い買い物ではありませんので
少しでも参考になればと考えております

あとは取捨選択して
読んでいただけると幸いです!

 



Kagg.jpでオフィスチェアを購入するメリット・デメリット

お尻が痛くなるのは?なぜ?

あまり疑問を感じたことが
無いかと思います

小学校から痛くなることに
慣れてしまっていますよね

皆さんのお手を拝借!

今、座っているお尻と座面の間に
手を入れてみてください!

ボコッとした骨がありますよね!

その骨を坐骨と言います!

よく聞かれる
坐骨神経痛の坐骨です

上半身の重みを
2つの坐骨で支えているのです

お尻は体の中でも
鈍いと言われています
しかし
いくらお尻でも長時間の
圧迫になると痛くなります!

背中の方から見ている骨標本です

この2点に体重が
長時間乗れば
神経や血管も圧迫されますから
痛くもなります!

痛くならないような工夫とは?

単純に考えると
坐骨結節への荷重を減らす!
という事になります!

これは圧力分布を表したものです!

左の図の赤くなっているところ!
が坐骨結節になります!

ここの圧力を減らすことが出来ればいいのです!

これには2つの方法があります!

1つは、今回取り上げている
坐骨結節への荷重を減らす!

もう一つは
上半身の重みを背もたれに逃がす!
という2つの方法です!

上半身の重さを逃がす方法は

骨盤周りをサポートし
背もたれに上半身の重みを
逃がす方法があります
こちらをご覧ください
【腰痛予防】腰より骨盤を!厳選7選!価格別おすすめオフィスチェア

今回は、自分も使っている

内田洋行
ハーマンミラー
オカムラ
コクヨ
以上4社の座面の工夫見ていきます!

座面クッションの工夫は
いろいろ行われています

内田洋行 パルスチェア

坐骨部分が沈み込むようになっています
座面の使われているウレタンの弾性を
変えているのです

また、
座面の底にあるプラスティックに
当たらないような工夫がなされています

ハーマンミラー アーロンチェア

A:張りが強い部分
背の部分と同様の張りになっている

B:張りが柔らかい部分
張りを柔らかくすることで
骨盤が沈み込むように

C:中間の張りの部分
Bの部分で沈み込んだ骨盤が滑らないように
骨盤を立てて安定させる

D:張りが一番強い部分
経年劣化問題を考慮し
膝裏太もものサポート

アーロンチェアは高額な椅子!
このような工夫がされている椅子は
そうそうありません

メッシュ生地の張りを座面の
一面の中で変化させているのです

オカムラ コンテッサセカンダ

オカムラでもウレタンの硬度を変化させて
痛みを除去する試みが行われていますね!

コクヨ

坐骨結節の沈み込みを考えた
構造を作り出しています!

各社それぞれ工夫をして
坐骨結節への荷重を減らしています

買うときにどうやって比べるのか?

高額な椅子は上で述べたような
情報があります!

そして実際に比べることも
できます!

しかし、
一般的な椅子では、
難しい面が多々あると思います

いくつかポイントをお知らせします

柔らかいだけはだめ

店員さんのいるお店では
低反発素材だけか?と聞いてください!

低反発は、手で触ったときの感触は
気持ち良い!ですが、
支えるのは足以外全部を支えます

つまり
低反発だけだと潰れてしまえば
クッション性能はゼロになります!

そこに残るのは痛いだけの
せんべいクッションです!

したがって、
低反発材が使われている
座面は避けてください

低反発材は
衝撃吸収が主な役割です
枕やマットレスにも
使われていますが
衝撃がどこにあるのか
わかりません・・・・

座面に低反発素材だけを
使うのは本当にわかりません

実際に座って前後左右に動きましょう

柔らかすぎる座面は前後左右に
身体を動かすと
お尻も一緒にずれます!

しかし、
しっかりした構造のクッションは、
支えてくれますからずれません!
硬さが十分にあります!

座面のチェックは
以上の2点をチェック
するだけでも違います!

あと低価格のメッシュはお勧めしません
使用することでたわむだけです

お金がもったいないです

まとめ

今回は座面についての記事でした

最後に今回の結論です!

今回の結論! 座面のポイントは2つ!
1.柔らかすぎはだめ
2.実際に座って体を前後左右に動かす!
硬さが必要です!
オフィスチェアの座面は
体重の大部分を支える場所です
しっかりとしたつくりのモノを
探してください!
それが長期間利用につながります

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