オフィスチェア!なぜ高額なのか?効果の科学的根拠と耐久性

オフィスチェア

オフィスチェアって
思っているより高い!
と思いませんか?

そんな疑問を
私は感じてました!

高いものは20万以上
安いものは1万以下

なんでこんなに
違いがあるの?
椅子でしょ!
なんて思っておりました

しかし、実際に椅子制作や監修で
関わると!

なるほど・・・
こりゃ高くなる・・・
と思いましたので
お知らせしたいと思います

今回は
身体にやさしい椅子の制作状況を
知っていただき
科学的に証明される椅子は
高額になってしまうことをお知らせします

人間の身体は正直にできています

椅子が変われば
姿勢も変わります
姿勢が変われば楽になります

そして

長期間を見据えた椅子選択をお願いします!
腰痛予防は腰より骨盤を!厳選7選!価格別おすすめオフィスチェア

身体への負荷が十分に検討されている
椅子とそうではない椅子では

身体への優しさが異なります!
アラフィフになって余計に
椅子のありがたみを感じています

若い時は身体が強かったと
しみじみ感じています((+_+))

私立大学教授 作業療法士
車いす開発
オフィスチェア開発・監修
高齢者支援
車いす関係特許所有

などを行ってきました。

この記事を読んで
身体にやさしい椅子は
高いのですが、
高い椅子は身体にやさしい
事をりかいしていただければ
と思います

宜しくお願いいたしますm(__)m

あとは取捨選択して
読んでいただけると幸いです!

では行きましょう!

身体にやさしいオフィスチェアを目指して

うんちくです。
時間の無い方は次へ!
行ってください(^_-)-☆

様々な価格の椅子があります
若い時は値段しか見てませんでした

しかし、年を取ると、、、
身体の負担を減らしたくなりました

オフィスチェアを見ていると
価格がバラバラ、機能もバラバラです

ご縁があって椅子の制作に
携わることが出来ました

身体にやさしい椅子を考えていくには
人間の姿・形の理解が必要でした

そして
数値化して客観的な指標が
必要になりました

時間をかけコンセプトを煮込んだ
椅子は高価なものになるという
ことが理解できました

以下どのような指標で判定しているのか
一部をご紹介します

椅子における科学的分析

人間の体の特徴を把握したうえでの
椅子制作が重要になります

特に重要だったのは
解剖学の知識です

人間の体は
丸いところもあれば
尖ったところもある

強いところもあれば
弱いところもある

この特徴を椅子に
反映させるのです

圧力計測

椅子に座っていると
お尻痛くなりませんか?

これは坐骨部分へ体重が掛かり
痛くなるのです

痛みを除く方法は?

クッションの工夫と
背もたれの有効活用が
必要になります

これは
左 座面圧力
右 背面圧力
になります

例えば、左の赤くなっているところが
坐骨になります

ここの圧力を低下させていきます

戦略は二つです

  1. クッション
  2. 背圧増加

結局2つともやるんですが・・・

その一例が次になります
対策前

対策後

上が対策前になります
下は対策後になります

対策後は赤いところが無くなります
また対策後は
背もたれを使えていることも
わかります

このような形で圧力を計測し
対策が上手くいっているのかを確認し
製品に反映させていきます。

赤いの無くなる工夫は様々です

各社で対応が異なると思います!

角度計測

身体の角度を計測します

この2つの車いすの違いで
姿勢が異なっていることに
お気づきでしょうか?

具体的な計測状況は
割愛させてくださいm(__)m

このように座る椅子によって
姿勢が変わります

この姿勢の違いを角度で
ソフトで計測していきます

首や腰は立っているときの方が
座っているときよりも
負担が少ないと言われています目指す姿勢は

まっすぐ!になります

しかし
現実的にはまっすぐは不可能ですから
椅子を変えることによって
どのように角度が変化しているのかを
確認します

左よりも右のほうが

まっすぐ!
ではこのまっすぐは
どのように影響を
受けているのか
検討していくのです!

製品の良し悪しは限というのは
1cm単位 5度単位で変わってきます!
こだわりの連続が良いものを作っていく
と思います。

運動性

これは端的にしたいと思います

姿勢が変われば運動性も改善します

角度、筋力などが最も変化します

特に首の可動性は大きく変化します

お試しに!首です!

下を向いた状態で左右
まっすぐをで左右

比べてください
可動性に大きな違いが存在します

下を向いていると
苦しくないですか?

運動はスタートポジション
重要なんです

心理的条件

心理的な面の測定には

  • 脳波
  • 自律神経系
  • 主観的側面

などから判定しています。

リラックスしていれば

脳はα波
自律神経は副交感神経の働き
で判断が可能です

これは唾液アミラーゼ測定や
自律神経の働きを推定値で計測
します

また、
心理的にリラックスできているのかは
質問紙で主観的な心理面を把握します

休息のための椅子には
主観的な側面も
必要な計測です

長期的な視点を見据えた椅子選択をお願いします

これらの計測を重ね
椅子は制作されていきます

その都度、試作されて行きます
これが開発費であり、
各社が、それぞれで持つノウハウとして
蓄積されていきます

優しい椅子は
数多くの試験をクリア
しています

なので、各メーカーがしのぎを削っている
フラッグシップモデルは高額になります

まだまだ
改善が可能な分野だと思っています

試作⇔計測が繰り返され
科学的に検証されています
今、私が関わっている椅子は
試作11号機、通算7年ぐらいの
時間がかかっています

これが価格に跳ね返ってきている
のです!

ちなみに
私の椅子もフラッグシップモデル
ですが、8年ぐらい使っていますが
びくともしていません

最後に

高いんですが・・

身体に優しく長期的に利用できる
椅子のご検討をお願いします

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