腰痛タイプ別のオフィスチェア 痛いのは前かがみ?後ろのけぞり?

オフィスチェア

デスクワークをしていると
腰痛、肩こり、頭痛
様々な症状に悩まされます
痛みは侵害刺激で
最も嫌がられる体からのメッセージです

その中でも
国民病と言われている腰痛は
運動時の痛みに
2つのパターンが見られます
1.体の前かがみが痛い
2.体をのけぞると痛い

今回はこの前後運動の2パターンに
合わせたオフィスチェアを
ご紹介したいと思います

この記事で

痛みの違いによるオフィスチェアを選べるようになります

この記事を書いている人

私立大学教授 作業療法士
車いす開発
オフィスチェア開発
高齢者支援
車いす関係特許所有

宜しくお願いいたしますm(__)m

あとは取捨選択して
読んでいただけると幸いです!

腰痛の原因はさまざま 原因不明が多い

「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、
腰部を主とした痛みやはりなどの不快感
といった症状の総称です。
一般に座骨神経痛(ざこつしんけいつう)
を代表とする下肢(脚)の痛みやしびれを伴
う場合も含みます。
腰痛は誰もが経験しうる痛みです。

厚労省HPより

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/shakai_d.pdf

 

また
腰痛のうち原因を明確にできるのは約15%で、
残りの85%は原因を特定できません

この%も厚労省から引用!

特定できる15%のうち

椎間板ヘルニア 4-5%

脊柱管狭窄症 4-5%

圧迫骨折4%

など

厚労省HPより

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d_0001.pdf

という事は腰痛は

身近であり、原因不明が多い!
という事になります

動きの違いで生じる痛みの違い

当然
症状によって痛みの原因は変わります!

ということは

選ぶ椅子も変わる!

という事です!

原因診断は!
お医者さんにお願いします!

私は自分のできることとして

2パターンの痛みに対し
1.体の前かがみが痛い
2.体をのけぞると痛い

考えられるオフィスチェアを提案
します!

前かがみで痛い人のオフィスチェア

前屈腰痛とも
言われています!

骨盤が寝てしまっている状態が
多い人になります
大抵の人はこの状況で
デスクワークを行っています!

具体的には下の画像の
座り方です

腰のあたりが後ろに後弯!

このような姿勢の方は
非常に多いです!

これは

骨盤が倒れていますので骨盤を立ててあげる椅子!
という事になります
左が骨盤支持の無い車いす
右が骨盤支持のある車いす
になります
骨盤支持がある方が背筋が
伸びるのです
前かがみで腰痛になっている人は
骨盤支持が明確なオフィスチェアを
お勧めします!
お勧めオフィスチェア1
ハーマンミラー:セイルチェア
お勧めオフィスチェア2
コクヨ:デュオラ
この2機種は間違いなくお勧めです!
また、価格的にも控えめな
オフィスチェアです
とはいっても
10万弱ですけど。。。

 

のけぞりで痛い人のオフィスチェア

のけぞってしまう事で
痛みを強くしてしまう方もいます

これは神経を圧迫してしまうので
逆に前かがみになるような椅子が
いいです

しかし
あまり前かがみになってしまうと
肩こりや頭痛の素になります・・・
という事は後傾している椅子が

望ましいという事になります

ウチダ:パルスチェア

オカムラ:バロンチェア

特にパルスチェアは
背もたれを使うと
後傾位姿勢になりやすく
作られています

この車いすの方は
左は一般的な車いす
右は後傾位になりながらも
姿勢が良くなっています
予防を考えると
左を続けていると
今度は前かがみでも痛みを
出す可能性があります

痛みを取るだけでなく
痛みの予防も
必要になります!

まとめ どちらも骨盤のサポートが必要!

前かがみものけぞりも
骨盤と腰椎の関係です!
つまり
骨盤をサポートし腰椎への負担を減らす!
建物を想定してもらえると
骨盤は基礎部分です!
そこが後ろや前にずれていれば
その上はずれるしかないのです!
腰椎だけを支えるよりも
骨盤から支えることで
姿勢はより安定します!

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